皆さんは今の職場は最高の職場ですか?
私たちは、少なからず今働いている職場に不満を持っている方はいると思います。
しかし、その不満が許容量、もしくはそれを上回るメリットがあれば職場に留まり続けたいと思うかと思います。
一方で、職場になにもメリットを感じず、今の職場で働くのにストレスを感じ「もう行きたくない」「なんでこんなところに就職していまったんだ」と考える方もいます。
私の同級生や同僚にも、そのような経験をしているかたが何人かいます。今回はその就職失敗談を中心に紹介してきます。
転職・就職の失敗と成功とは?
不満はあるがそれを上回るメリットがある
可もなく不可もなく、大きな不満がない
就職活動での情報と違う
想像していたよりも業務がハード
人間関係が悪い
自身の中で、重視したい事を明確にしておくといいと思います。
例えば、「給料がいい」「産休・育休がとりやすい」などです。
失敗談事例集
学校運営の病院に就職したAさん
大手の法人が運営する病院に就職しました。学校との関連施設ということや教員からの薦めもあり、就職しました。
新人教育は殆どなく、とりあえず「単位を取れ!」これが特徴でした。給料はそこそこよかったものの、上は単位を取る為の道具としか思っていないような扱いで、ここで働いている意味を見いだせませんでした。また、今後のスキルアップにも繋がって行きづらいと感じました。
学校でお勧めの就職先は以外と地雷な事があります。
Aさんの様に、学校が運営する病院だと尚更です。
生徒の行きたい就職先よりも病院のセラピストを充実させる事を優先する傾向があります。一方で、メリットとして就活の楽さがあります。早く就活を終わらせたい方には向いているかとおもいますが、ずっと働き続ける職場かは吟味する必要があります。
友人のすすめで就職したBさん
私の転職の目的は楽に働ける職場でした。就職先を早期に探していた為、ある友人に「良い職場ない?」と相談し、B病院を紹介されました。私は調べる事も無く、B病院に就職をしました。
B病院は、その地方では有名な病院でした。夕方は勉強会も多く開催されていました。私は楽に働ける職場を探していたので、当然思っていた職場環境と違いとてもストレスに感じました。事前のリサーチをしておけばよかったと後悔しました。
友人の紹介での就職も罠があります。
そもそも、友人と本人の良い職場の価値観が違う事が多いからです。
友人基準ではなく、一般的にどうかといった基準で吟味する必要があります。
友人に紹介して貰う事は悪い事ではないですが、Bさんのように鵜呑みにせず、改めて紹介先をリサーチする事で自分にとって良い職場かを判断できます。
一度他の職場へ転職し、出戻りしたCさん
元々は中規模の回復期リハビリテーション病院に就職をしていました。
日々、診療をしていく中で、「もっと技術を磨きたい」と思い、某有名病院に転職をしました。
就職前に、福利厚生面やボーナスなどの給料面の話を聞いて納得していたつもりでしたが、いざ働いてみると想像以上に労働環境が悪く、給料も低い状態でした。「技術を磨きたい」そんな思いだけで転職した為、その他の事は「どうにかなるだろう」としか考えていませんでした。
結局、元々いた病院に再転職することになりました。
転職する時はなにかしらの目的があって転職します。これ自体はものすごく良いことです。
一方で、その目的だけを見ていると他の事に意識が向かずに、働きづらい職場を選んでしまう事があります。
即決せずに、少しゆとりを持って、転職先を検討することや友人などの意見を聞くなどするとよいでしょう。
楽な職場を選んだはずなのに…、Dさんの一例
以前、働いていた職場は、残業が多く、帰宅時間は9時頃になることもありました。
少しでも楽な職場に行ければと思い転職することにしました。
転職サイトをみてみると、「残業はほとんど無し」の文言のある職場に就職することにしました。
転職してみると、実際は残業は無いが、もし仕事があるのであればサービス残業になるといった職場でした。
早く帰宅出来る職場を探していたのに、結局サービス残業し、遅く帰る事になってしまいました。
転職サイトだけの紹介では、「残業ほとんど無し」と書いてある求人がいくつかあります。
職場の実態は、転職サイトだけでは把握することが出来ません。
また、「サービス残業は当たり前だ!」という職場も存在します。
まとめ
失敗談に共通する事として、どれもリサーチ不足が挙げられます。
転職先を検討する際は、1つの情報だけでなく、複数の情報を基に、総合的に判断する必要があります。
その判断する際には、自身の中で転職の成功イメージを明確にしておく事が重要です。
今は転職エージェントなどの無料サービスが充実している為、積極的に活用される事をおすすめします。